我孫子 サイエンスカフェ
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次回の話題提供者(こちらをクリックしてください。)

 


細谷 暁夫(ほそや あきお)先生

東京工業大学名誉教授

理論物理学者。1946年生まれ。69年、東京大学理学部物理学科卒。

東京大学大学院で学び、74年、理学博士。

大阪大学助教授、広島大学教授を経て、1990年から東京工業大学教授。

2012年に定年退職。専門は宇宙物理学と量子力学。

『時空の力学』(岩波書店)、「量子コンピュータの基礎」(サイエンス社)、

「物理の基礎的13の法則」(丸善出版)、「解析力学」(やまなみ書房)、

「寺田寅彦『物理学序説』を読む」(窮理社)、詩歌集「旗ふりおじさん」

(抒情文芸社)などの著書がある。

趣味は詩と短歌を作り、水彩画を書くこと。1男2女の父、孫が2人、猫好き。

我孫子市在住、我孫子サイエンスカフェ会長


AKIOBONGO(細谷暁夫先生のブログ)

寺田寅彦『物理学序説』を読む 細谷曉夫著 : 窮理社

「光子の裁判再び」の写真はこちら

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細谷 暁夫教授



故 栗田 守敏(くりた もりとし)さん

一級建築士。元日立プラント建設(株)取締役(現鞄立製作所)。元空気清浄協会

常務理事。横浜ビール(株)創業者会長・音楽工房主宰。NPO 日本HACCP協会

理事長。我が国におけるバイオクリーンルーム第1号開発者。

著書に「はじめてのHACCP工場―建設の考え方・進め方」(幸書房:共編)、

「包装食品の安全戦略: HACCP導入と危機管理」(日報:共編著)、

「食品の無菌化包装システムハンドブック」(サイエンスフォーラム:共編)など

がある。我孫子市在住、我孫子サイエンスカフェ元主宰











栗田守敏さん



政池 明(まさいけ あきら)先生

京都大学名誉教授、ふくしま再生の会理事。

素粒子・原子核・宇宙線物理学を研究。島津賞 他受賞。

1959年京都大学理学部物理学科卒業。1964年京都大学大学院理学研究科博士課程

修了。理学博士。

1972年高エネルギー物理学研究所助教授,1978年同教授。1984年京都大学理学部

教授。1998年福井工業大教授。2001年奈良産業大教授,情報学部長。

2004〜2008年日本学術振興会ワシントンセンター長。

おもな著書は「素粒子を探る粒子検出器」(岩波書店),「宇宙の謎を素粒子で探る」

(高等研選書),「素粒子の世界を探る」(サイエンス社,共著),「大学院素粒子

物理学T」(講談社,共著) ,「科学者の原罪」(キリスト教図書出版),「荒勝文策と

原子核物理学の黎明」(京都大学学術出版会)などがある。

我孫子市在住、我孫子サイエンスカフェ顧問


「宇宙の謎を素粒子で探る」の写真はこちら

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第13回 「素粒子で探る宇宙の謎」政池明先生 動画








政池明教授



尾関 章(おぜき あきら)さん

 科学ジャーナリスト。北海道大学客員教授。1977年、朝日新聞社に入り、83年

から科学記者。科学医療部長、論説副主幹などを務め、2013年に退社。宇宙論、

量子論、素粒子論などを数多く取材。著書に「量子論の宿題は解けるか」(講談社

ブルーバックス)、「科学をいまどう語るか−啓蒙から批評へ−」(岩波現代全書)、

共著書に「SF小説がリアルになる 量子の新時代」(朝日新書)などがある。

書評ブログ「めぐりあう書物たち/尾関章」を連載中。


めぐりあう書物たち/尾関章−「読む」「考える」の by chance−

論座(Ronza) 尾関章

本読み by chance/尾関章

「科学をいまどう語るか−啓蒙から批評へ−」の写真はこちら








尾関章さん



永井 泰樹(ながい やすき)先生

大阪大学名誉教授・東京工業大学名誉教授

核物理学者。

日本原子力研究開発機構 客員研究員 加速器中性子利用RI(ラジオアイソトープ)

生成技術開発特別グループ リーダー。

理学博士。

宇宙初期や恒星の進化・終焉過程などで、元素合成に重要な役割を果たす速中性子

について、原子核による中性子捕獲反応を地上の加速器を用いて世界で初めて実験、

研究し「原子核による速中性子捕獲現象の研究」で2002年度の仁科記念賞を受賞。

(原子核が中性子を吸収した後にγ線を出す中性子捕獲反応は、それまで速度の遅い

熱中性子によって実験、研究されていた。)









永井 泰樹教授



漆原 次郎(うるしはら じろう)さん

 1975年生まれ。神奈川県出身。出版社で8年にわたり理工書の編集をしたあと、

フリーランス記者に。早稲田大学大学院科学技術ジャーナリスト養成プログラム

修了。現在は、科学誌や経済誌などに、科学技術関連の記事を寄稿。日本科学技術

ジャーナリスト会議理事。著書に『宇宙飛行士になるには』(ぺりかん社)、

『日産 驚異の会議』(東洋経済新報社)、『原発と次世代エネルギーの未来が

わかる本』(洋泉社)、『模倣品対策の新時代』(発明協会)など。


科学技術のアネクドート(漆原次郎さんのブログ)










漆原次郎さん



大西 浩次(おおにし こうじ)先生

長野工業高等専門学校教授

天文学者。

博士(理学)、長野工業高等専門学校リベラルアーツ教育院(教授)、国際天文学

連合(IAU)会員、日本天文学会員、日本天文教育普及研究会、「長野県は宇宙県」

連絡協議会会長、日本星景写真協会理事ほか、毎日小学生新聞にて「ガリレオ博士

の天体観測図鑑」を連載中。 

重力マイクロレンズによる「第2の地球探し」の研究のほか、「長野県は宇宙県」

を合言葉に、天文文化を市民との協働活動(市民科学的活動)で作る活動行ってい

る。特に「市民科学」的な活動で、100年に渡る「市民科学」を調査している。

同時に、星景写真家でもある。

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大西浩次先生のツイッター

「ガリレオ博士の天体観測図鑑」:毎日小学生新聞








大西 浩次教授



渡辺 政隆(わたなべ まさたか)先生

筑波大学広報室教授、サイエンスコミュニケーター、サイエンスライター、日本サイ

エンスコミュニケーション協会代表理事/会長代行、専門は進化生物学、科学史。

東京大学大学院修了後、フリーのサイエンスライターとなる。

2002年文部科学省科学技術政策研究所上席研究官となり、サイエンスコミュニケーショ

ン、科学教育の調査研究に従事。科学技術振興機構サイエンスコミュニケーション・

スーパーバイザーを経て2012年より現職。

著書は「ダーウィンの夢」(光文書新書)、「一粒の柿の種〜サイエンスコミュニケー

ションの広がり」(岩波書店)、「DNAの謎に挑む」(朝日選書)、「シーラカンス

の打ちあけ話」(廣済堂出版)、「ガラガラヘビの体温計」(河出書房新社)ほか。     

訳書 グールド「ワンダフル・ライフ−バージェス頁岩と生物進化の物語」(早川

書房)、ダーウィン「種の起源」(光文社古典新訳文庫)、デズモンド&ムーア

「ダーウィン」(工作舎)など。









渡辺 政隆教授



山岸 明彦(やまぎし あきひこ)先生

東京薬科大学 生命科学部 極限環境生物学研究室 教授 

東京大学理学部博士課程終了。カリホルニア大学、カーネギー研究所

博士研究員、 東京工業大学 生命理工学部助手等を経て現職。

専門:「生命の起源」「生命の進化学」「極限環境生物学」

著書は「アストロバイオロジー 地球外生命の可能性」丸善、

「生命はいつ、どこで、どのように生まれたのか」集英社、

「アストロバイオロジー」化学同人など。







山岸明彦教授



宮原 ひろ子(みやはら ひろこ)先生

武蔵野美術大学 教養文化学術員研究室 教授

1978年埼玉県生まれ、長崎県育ち。名古屋大学 大学院博士課程修了。東京大学宇宙

線研究所特任助教などを経て2013年より武蔵野美術大学。

太陽活動の長期変動のメカニズムや、太陽活動が気候や気象におよぼす影響について

研究を行っている。

主な受賞歴:第1回米沢富美子記念賞(2020年)、第43回猿橋賞(2023年)

著書は『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか − 太陽活動から読み解く地球の

過去・現在・未来』(DOJIN選書)、『太陽ってどんな星?』(新日本出版社)など。









宮原ひろ子先生



青木 和光(あおき わこう)先生

国立天文台准教綬。理学博士。 

1999年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。同年国立天文台COE研究員,

同天文台助手・助教を経て,現在同天文台TMT推進室准教綬。おもな研究分野は

恒星物理学,天体分光学。現在,超大型光学赤外線望遠鏡TMTの建設計画を進め

ている。

著書は『星から宇宙へ』(新日本出版社)、物質の宇宙史‐ビッグバンから太陽系

まで(新日本出版社)など。









青木和光先生



相馬 央令子(そうま えりこ)先生

宇宙航空開発機構(JAXA)宇宙科学研究所 研究員。工学博士。 

東京都出身。2003年東京理科大学工学部電気工学科卒業、2008年東京理科大学

大学院工学研究科博士後期課程修了。

2002 年より宇宙科学研究所にて、物体が超高速(秒速数km)で衝突した際の

電波放射現象の解明および宇宙ゴミの衝突検出システムの研究を行う。近年は、

世界初の宇宙ヨット「IKAROS(イカロス)」プロジェクトにも携わっている。

研究のかたわら、一般の人に宇宙開発の魅力を伝える活動や女性科学者を増やす

取組みの支援なども行う。









相馬 央令子先生



佐藤 毅彦(さとう たけひこ)先生

JAXA宇宙科学研究所 教授、総合研究大学院大学宇宙科学専攻 教授、

北海道大学大学院理学院客員教授。理学博士。

専門分野は、惑星大気圏・電磁圏科学。あかつき金星探査(2ミクロン・カメラ

責任者、プロジェクトサイエンティスト兼務)、木星オーロラ研究に 従事。

科学教育にもインターネット天文台、星座カメラi-CANの開発・活用を通し取り

組んでいる。







佐藤毅彦先生



榎 基宏(えのき もとひろ)先生

東京経済大学 経営学部准教授。理学博士。

研究分野は、天文学・宇宙物理学。

銀河形成・進化の研究のうち、活動銀河核のクェーサー・超大質量ブラックホール

についての宇宙論的進化についての研究活動を進めている。




榎 基宏先生



吉本 充宏(よしもとみつひろ)先生

山梨県富士山科学研究所 主任研究員。理学博士。     

北海道駒ヶ岳1996年噴火、有珠山2000年噴火をはじめ御嶽山2014年噴火など     

国内外の火山噴火調査に従事。北海道駒ヶ岳や有珠山では一般住民向けの防災     

講演会や、小中学校向けの防災授業などの講師など多数務めてきた。     

2014年4月より現職。日本火山学会理事、同学会火山防災委員会委員長を務める。




吉本 充宏先生



前田 修平(まえだ しゅうへい)先生

気象庁気象研究所 気候研究部 第二研究室長     

長年、気象庁の現場で季節予報の技術改善と提供、異常気象の要因分析の     

業務に携わってきた。平成22〜24年度の3年間はエルニーニョ情報管理官     

として、エルニーニョ現象の監視、予測、情報提供を担当。     

現在は気象研究所で季節予報の予測可能性、異常気象の要因に関わる研究     

を行っている。



    

前田 修平先生



    
寺澤 敏夫(てらさわ としお)先生

理化学研究所 理論科学連携研究推進(iTHES)グループ研究員     

1973年 京都大学理学部卒、宇宙航空研究所助手、京都大学理学部助教授の     

後、東京大学理学部、東京工業大学理学部、東京大学宇宙線研究所教授を経て     

現在に至る。

著書は岩波講座 物理の世界 地球と宇宙の物理〈2〉太陽圏の物理 など。

    

    

寺澤 敏夫先生



    
詫摩 雅子(たくま まさこ)先生

科学ライター     

千葉大学理学部生物学科・同大学院で植物生態学を学ぶ。安房天津から少し     

山に入ったところ(チーバくんの太ももあたり)にある東京大学千葉演習林を     

フィールドにしていた。修士修了後は日本経済新聞社に入り、科学技術部記者、     

日経サイエンス編集者として医療を含む広い意味での生命科学全般を担当。     

2011年4月より東京お台場にある科学館に勤務。植物の研究がメディアで大きく

取り上げられることは少ないことに、中の人間として事情は察しつつも、

やはり不満を覚えていた。「地球を支えているのは植物ですから!」

    

    

詫摩 雅子先生









浅井 朋彦(あさい ともひこ)先生

日本大学理工学部物理学科 教授     

原理的に最も高い閉じ込め効率を持つFRCと呼ばれる革新的核融合方式     

について,国内唯一となるプラズモイド衝突合体装置を開発,米TAEテ     

クノロジーズ社等と連携して開発を進めています。     

大阪大学大学院工学研究科応用物理学専攻修了,博士(工学)。     

カナダ・サスカチュアン大学物理工学科研究員,産業技術総合研究所     

研究員等を経て,2017年より現職。

    

    

浅井 朋彦先生



渡邉 一哉(わたなべ かずや)先生

東京薬科大学 生命科学部教授     

東京工業大学理学部卒業。東京工業大学理工学研究科修士課程修了。     

金沢大学にて学位(理学博士)取得。海洋バイオテクノロジー研究所     

微生物利用領域長、JST ERATO((独)科学技術振興機構)橋本光

エネルギー変換システムプロジェクト微生物グループリーダー、東京

大学先端科学技術研究センター特任准教授を経て、2011年から現職。     




渡邉一哉先生





本吉洋一(もとよし よういち)先生

国立極地研究所教授 南極観測隊隊長     

1954年千葉県生まれ。北海道大学大学院修了(理学博士)。     

現在、国立極地研究所教授、広報室長。南極観測へは、第23次隊(1981年)     

を皮切りに、夏隊6回、越冬隊2回参加。うち、第42次隊、51次隊、58次隊

では観測隊長をつとめた。専門は、地質学、鉱物学。調査で採集した岩石・

鉱物の解析から、地球の変動の復元をめざしている。     

南極観測60年 極地観測から見える地球・宇宙の未来 : nippon com

石の記憶――岩石を通して太古の地球と語る : 多摩てばこネット





本吉洋一先生





田近 英一(たぢか えいいち)先生

東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 教授     

東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了。同地質学専攻     

助手、地球惑星科学専攻准教授、新領域創成科学研究科複雑理工学専攻教授     

を経て現職。専門は、地球惑星システム科学,とくに地球環境や惑星環境の     

長期的な進化・変動、地球と生命の共進化、ハビタブル惑星の環境進化など。     

著書は「凍った地球」(新潮社) 、「地球環境46億年の大変動史」(化学同人)、     

「地球・生命の大進化−46億年の物語」(新星出版社)など。

劇的に変化してきた地球と生命: 生命誌ジャーナル





田近 英一先生





出口智広 (でぐち ともひろ)先生

公益財団法人山階鳥類研究所 保全研究室 室長     

 1973年札幌市生まれ。2004年北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。     

博士(農学)。2005年に入所。専門分野は行動生態学、海洋生態学。     

海洋環境変動と海鳥の採餌繁殖生態の関係について研究してきたが、鳥類の     

栄養状態、ストレス応答など生理学的テーマにも関心があり、入所後はアホ     

ウドリ回復チームのメンバーとして、小笠原への移住計画を担当。     

主な著書は、「日本の希少鳥類を守る」(分担筆、京都大学学術出版会)、     

鳥類学(共訳、新樹社)、鳥の絶滅危惧種図鑑(共訳、緑書房)。

山階鳥類研究所ホームページ







出口智弘先生





齊藤 直人(さいとう なおひと)先生

J-PARC センター長、東京大学教授     

 実験物理学者。1964 年生まれ。89年京都大学理学部卒業。京都大学大学院

で学び、95年、博士(理学)を取得。

理化学研究所 研究員、副主任研究員、京都大学大学院助教授を経て、

2006年高エネルギー加速器研究機構 教授。2015年より現職。

東京大学大学院併任教授として研究室 
http://g-2.kek.jp/gakusai/

を主宰し、最近では素粒子ミューオンを使った基礎物理研究を進めている。

趣味は、音楽。妻と娘の3人家族。

ここ数年は、平日は東海村、週末はつくば市という生活。

J−PARCとは?:J−PARC





齊藤 直人先生





本川 達雄(もとかわ たつお)先生

東京工業大学名誉教授     

 1948年仙台で生まれる。高校では細谷先生の2年後輩。東京大学理学部     

生物学科(動物学)卒。東大助手、琉球大学助教授を経て1991年より2014年まで     

東工大生命理工学研究科教授。専門は生物学、とくに棘皮動物(ナマコやウニ)     

の研究。科学とは自然の見方、つまり世界観を与えるものだという考えのもとに、     

生物学的世界観や、それをもとにした人間の生き方を説く著書を執筆している。     

「科学技術分野の文部科学大臣表彰」受賞。著書に「ゾウの時間ネズミの時間」

(中公新書、講談社出版文化賞)、「ウニはすごいバッタもすごい」(中公新書)

など。     

「歌う生物学者」としても知られており、高校の生物学を歌で覚えるCD付

の本「歌う生物学必修編」(cccメディアハウス)もある。

本川達夫先生のホームページ

参考 ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学 : 中公新書





本川 達雄先生





窪寺 恒己(くぼでら つねみ)先生

国立科学博物館・筑波研究施設 名誉館員・名誉研究員、     

日本水中映像(株)非常勤学術顧問、水産学博士     

 1951年東京生まれ。1981年北海道大学大学院水産学研究博士課程単位取得の後、     

退学。1982年水産学博士。1982-83年、米国オレゴン州立大学海洋学部研究助手。     

1984年より国立科学博物館動物研究部の研究官、主任研究官、室長、研究グループ長、     

コレクションディレクター(兼 分子生物多様性研究資料センター長)を経て2016年     

3月定年・退職。科博名誉館員・名誉研究員。専門は、頭足類の分類・生物学、     

高次捕食者の食性研究。第28次日本南極地域観測隊夏隊(海洋生物担当)に参加     
    

2004年、小笠原沖の深海でダイオウイカの生きている姿を世界で初めて撮影すること     

に成功し、世界中の注目を集める。この事件は2005年のNational Geographic     

News Stories Top 10の第一位に選ばれた。また、2006年には同じ小笠原沖で実際     

に生きたダイオウイカを釣り上げ、その動き回る衝撃的な映像をニュースメディア     

に公表し、世界を驚かせ続ける。2008年、ニュージーランド国立博物館にて南極海     

で捕獲された巨大イカ・コロッサル・スクイッドの標本作製に協力し、その様子は     

Discovery Channel を通じて世界中に広く発信された。     

2012年7月、NHK・Discovery Channelと国立科学博物館の共同プロジェクトでダイオ     

ウイカの生態映像の撮影に成功し、2013年1月にはNHKスペシャル番組・ディスカバリー     

チャンネル自然番組として発信され、世界中を驚愕させる。     

2014年、第7回海洋立国推進の推進に関する特別な功績分野で内閣総理大臣賞を受賞     

する。著書に『巨大生物解剖図鑑』Space Shower Books(翻訳・監修)     

『世界で一番美しいイカとタコの図鑑』 エクスナレッジ (監修)     

『日本のタコ学』奥谷喬司編著 第九章・日本のタコ図鑑 東海大学出版会      

『ダイオウイカ、奇跡の遭遇』新潮社、『深海の怪物 ダイオウイカを追え!』ポプラ     

サイエンスランド ポプラ社、『日本近海産貝類図鑑』奥谷喬司編著 東海大学出版会

窪寺 恒己先生:日本水中映像





窪寺 恒己先生





山本 博章(やまもと ひろあき)先生

カリフォルニア工科大学 LIGO研究所 上級研究員     

 東京大学理学部博士課程終了     

カリフォルニア大学ローレンスバークレー研究所 研究員     

カリフォルニア大学ロサンゼルス校 研究員     

電子陽電子衝突実験、陽子衝突実験に従事し、カリフォルニア工科大学に移った後、     

重力波観測計画LIGOに初期から参加し現在に至る。

参考
重力波観測に山本 博章さん : 高知新聞





山本 博章先生





纐纈 一起(こうけつ かずき)先生

東京大学地震研究所教授     

 1956年、神奈川県生まれ。東京大学理学部、同大学院理学系研究科修士課程を

修了後、1980年に東京大学地震研究所助手。1987年、理学博士(東京大学)。

1989年オーストラリア国立大学Visiting Fellow、1993年東京大学地震研究所

助教授、1998年文部省学術調査官などを経て2004年より東京大学地震研究所教授。

専門は応用地震学(地震による揺れの研究)。

著書に「理科年表・地学部地震」(国立天文台編、丸善出版)、「地震・津波と火山

の事典」(共編著、丸善出版)、「超巨大地震に迫る ─日本列島で何が起きている

のか─」(大木聖子と共著、NHK出版新書)、「地震動の物理学」(近代科学社 がある。

参考
災害科学系研究部門 応用地震学研究室 : 東京大学地震研究所




纐纈 一起先生


佐々木 節(ささき みさお)先生

 京都大学名誉教授・東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 副機構長、特任教授。

1952年生まれ。76年京都大学理学部卒。 同大学院で学び,81年京都大学理学博士。

京都大学助手,広島大学助教授,京都大学准教授,大阪大学教授を経て2003年から

京都大学教授。 2018年に定年退職。専門は一般相対論と宇宙論。

著書『一般相対論』(産業図書),『宇宙論Iー宇宙のはじまり』(日本評論社)

第2章相対論的宇宙論,δN formulation in cosmological perturbation theory

(World Scientific) 共著,等。

宇治市在住。流山市に単身赴任中。 1男4女の父。孫6人。健康維持のために出来る

だけ週末に泳ぐようにしています。

参考
佐々木 節先生:IPMU




佐々木 節先生



市村 禎二郎(いちむら ていじろう)先生

 東京工業大学名誉教授。

1972年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(理学博士)。

専門分野は物理化学、光化学。

東京工業大学理学部助教授、教授を経て1998年から東京工業大学大学院理工学

研究科物質科学専攻教授、2006年から2010年までは東京工業大学附属科学技術

高等学校校長を兼任。10年4月より東京工業大学名誉教授。放送大学客員教授、

エジプト日本科学技術大学エネルギー環境工学類長アドバイザーを歴任。





市村 禎二郎先生



渡邊 康之(わたなべ やすゆき)先生

 公立諏訪東京理科大 工学部 機械電気工学科教授。

2003年3月東京理科大学工学研究科博士号取得。

専門分野は有機半導体デバイス・物性、光合成の原理解明。

学位取得後、千葉大学博士研究員ではフレキシブル有機ELディスプレイ

の研究開発に従事。

2010年に諏訪東京理科大学に着任後、農業用光透過型有機薄膜太陽電池

のアイデアを思いつく。現在、有機半導体薄膜形成と評価及び光合成に

関する研究に従事。

日本太陽エネルギー学会、応用物理学会会員, 日本植物学会会員。




渡邊 康之先生



岩崎 信夫(いわさき のぶお)先生

 1965年横浜国立大学卒業。1972年東京大学大学院博士課程修了(単位

取得)後、宇宙開発事業団(現JAXA)に入社。日本で初めての静止衛星誕生

のチームに加わるなど、人工衛星の追跡管制を中心に勤務。

さらに、地球観測衛星「みどり」のプロジェクトマネジャー、宇宙ス

テーション「きぼう」の運用システムの概念設計、国際関連などを担当。

併行して、横浜国立大学大学院、日本大学などの非常勤講師などで教育

にたずさわる。退職後は、日本宇宙少年団・手賀沼カッパ分団、および

フィリピンでWeCoS(We're Children of Space)の代表を勤め、小

学生への宇宙教育にたずさわっている。

著書に、図説宇宙工学等。我孫子市在住。

図説 宇宙工学




岩崎 信夫先生



長谷川 義幸(はせがわ よしゆき)先生

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)客員

1950年生まれ。1976年、宇宙開発事業団(現JAXA)入社。通信、

放送、気象衛星の運用システム開発に従事。1989年から国際宇宙ステー

ション日本実験棟「きぼう」の開発と運用に従事。「きぼう」の打上げ・

組み立てを指揮し成功させた。「きぼう」プロジェクトマネジャー、理

事を歴任。日本人宇宙飛行士の選抜、養成にも関与。上記と兼務して

(2009年〜2015年)、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル回収、

「はやぶさ2」プロジェクト立ち上げと開発を担当。2015年退職。

著書:「きぼうのつくりかた」(地人書館)

龍ヶ崎市在住。日本プロジェクトマネジメント協会PMマイスター。 

https://www.pmaj.or.jp/seminar/meister/meister_top.html

「きぼう」日本実験棟開発を振り返って:日本プロジェクトマネジメント協会

プロジェクトコラム HTV:JAXA




長谷川 義幸先生



松浦 真弓(まつうら まゆみ)先生

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)追跡ネットワーク技術センター 

宇宙状況把握(SSA)システムプロジェクト プロジェクトマネジャー

1986年、宇宙開発事業団(現JAXA)入社。中央追跡管制所(現追跡ネッ

トワーク技術センター)で、人工衛星の軌道計算等を行うデータ処理課

に配属。その後、ロケット追尾等を行う打上管制部を経て、1998年に国

際宇宙ステーションの運用を行う宇宙環境利用推進部に異動。以来、20

15年まで、日本の実験棟「きぼう」の他、宇宙ステーション補給機「こ

うのとり」の運用に、フライトコントロールチームをリードするフライト

ディレクタとして携わる。 現在は、宇宙状況把握(SSA)システムプロ

ジェクトにおいて、スペースデブリ観測システムの整備を実施中。

我孫子市在住。




松浦 真弓先生



栗田 敬(くりた けい)先生

 東京大学理学部地球物理学科卒業、同大学院に進学し「地球惑星内部

物理学」研究室に所属(指導教官:竹内均)。竹内先生は学生に自由に

研究をさせてくれて(自由放任主義)、研究の指導を受けたことは一度

もなかった。その後東京大学地球物理教室、筑波大学地球科学系などで

研究・学生の指導を行い、2001年より東京大学地震研究所に在職、定年

まで勤める。地震研究所というミッションが明確な場におりながら、火星

や氷衛星の研究というトンチンカンな研究を学生と行ってきた。定年後

「自由な研究者」に憧れ、活動を行ってきたがコロナで挫折。2022年4月

より東京工業大学・地球生命研究所でいまだ経験したことのない職に就き、

興奮の毎日を送っている。

<研究の興味・分野>

惑星・衛星の進化とそれに関わる基礎プロセス。対象は火星、氷衛星、

系外惑星の熱構造進化、潮汐相互作用、熱組成対流、複雑流体のレオロ

ジー。関連して地球の火山の研究や火山性微動現象。また科学啓蒙活動

にも興味を持ち、大学初年次教育、高等学校の探究型授業での実験課題

開発にも取り組み、「キッチン地球科学研究会」を主催、同好の志と

「動手頭脳刺激実験」の普及に努めている。

モットーは「特定の研究分野を持たないこと」、科学者としては失敗の

人生です。




栗田 敬先生



篠田 謙一(しのだ けんいち)先生

 昭和30年 静岡県生まれ、昭和54年 京都大学理学部動物学科自然

人類学講座卒業。

同年 産業医科大学医学部助手採用(解剖学第1講座)、昭和61年 佐賀

医科大学医学部助手採用(解剖学講座)、平成8年佐賀医科大学助教授。

平成15年 国立科学博物館採用(人類研究部人類第1研究室室長)。

平成26年 国立科学博物館・人類研究部・部長、 令和3年4月 国立

科学博物館長。

博士(医学)。専門は分子人類学。日本や世界の各地で古代人の人骨に

残るDNAを分析して、人類の起源と拡散、南米先住民の起源や日本人

の成立をテーマとした研究を続けている。

主な著書:人類の起源 中公新書 2022年、新版日本人になった祖先たち

NHK出版 2019年、江戸の骨は語る 岩波書店 2018年(科学ジャーナリス

ト賞受賞)、DNAで語る日本人起源論 岩波書店 2015年など。




篠田 謙一先生



中村 信一(なかむら しんいち)先生

 JAXA追跡ネットワーク技術センター軌道力学チーム長。

1967年富山県生まれ。東京工業大学で物理学を学ぶ。2000年宇宙

開発事業団に入団。

2005年から衛星運用の軌道業務を担当。当初はGPS精密軌道決定、

ETS-8衛星の測位実験に従事していたが、2010年頃から、宇宙ゴミ

との衝突回避が最重要業務と変わった。

JAXA衛星を宇宙ゴミの脅威から守るため、日々、千本ノックのよう

な仕事に耐えていた。気づくと宇宙ゴミ専門家となっていた。    

軌道力学運用の現場に鍛えられたので、今でも頑固な現場主義の職人

(のつもり)。    

理学博士、技術士(航空宇宙分野)




中村 信一先生



運営メンバー

撮影担当・安福 達雄(やすふく たつお)

石油会社OB。 東京都武蔵野市在住。




ビデオ担当・松本 文夫(まつもと ふみお)

テレビとひと味違うインターネットならではの、知りたい部分から見える

ハイパーメデイアを目指して開発を進めてまいります。

我孫子市在住。





運営メンバー





会計、受付担当・前田 駿(まえだ すぐる)

石油会社のエンジニアを退職後、興味あるテーマを見て参加してるうちに

運営のお手伝いもするようになりました。




司会、ホームページ担当・福元 章(ふくもと あきら)

電機メーカーOB。2018年に
相対論ゼミ@我孫子で学び、2020年に

量子コンピューターを理解するための量子ゼミで学ぶ。

共著書に『ソフトウェアの総合的品質管理』(日科技連出版)など。




運営メンバー2
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