講師: 細谷 暁夫 東京工業大学名誉教授 2015年は「国際光年(international year of light)」だそうです。 http://iyl2015-japan.org/about 17世紀に、イギリスのニュートンは光を粒子と考えて光の反射と屈折の 法則を説明しましたが、ヨーロッパ大陸ではホイヘンスが波動説を唱えて 対立しました。 その後、皮肉なことにイギリスのヤングの干渉実験で波動説に軍配があが り、マクスウェルの電磁気学により光の波動性が確立したかに思われました。 しかしながら、20世紀に入り、ドイツのプランクとアインシュタインによる 光量子仮説により粒子説が復活し、光は粒子でもあり波でもあるという謎 に直面しました。それをどう考えればよいのか、朝永振一郎の作品「光子 の裁判」と浜松ホトニクスの作成したビデオを題材にお話しします。 この問題は21世紀の今でも完全には理解されていません。 なお、今回は一人一人の参加者に偏光板を使った簡単な実験をして頂きます。 |
ニュートン | ホイヘンス | アインシュタイン | 朝永振一郎 |
干渉縞 |
カフェの雰囲気で科学を語り合いましょう。 コーヒーを片手に「光」をもっと楽しく知り、 その謎に迫ってみませんか。 質問・議論 大歓迎! あなたの参加をお待ちしています。 |
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講師: 尾関 章 科学ジャーナリスト 細谷さんの光をめぐる話は20世紀終盤、量子情報科学につながった。 ハイテクが電子や光子を一つずつ操ることを可能にして量子力学の「常識 はずれ」な本質を裏づけ、それが量子コンピューターや量子暗号などの開 発にも道をひらいたのである。私は欧州駐在の科学記者だった1990年代 半ば、この新しい科学の台頭を間近に見た。そのこぼれ話を。 |
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国際光年 国内イベント: iyl2015-japan | |
我孫子サイエンスカフェの紹介: IAU | |
カフェの光景(動画) | |
コーヒーブレーク |
第19回テーマ | 「光の話」−粒子か波か、はたまた量子か− |
日時 | 2015年1月25日(日)午後1時30分より4時30分まで |
会場 | 我孫子市 天王台北近隣センター 我孫子市柴崎台2−15−8 |
参加資格 | 原則として要申込。(どなたでも。小中高生、大学生、一般) |
会費 | 小中高生500円、大学生、一般 800円 資料、コーヒー・お茶、お菓子付 |
申し込み | (左のボタンをクリック) |
主宰 | 我孫子市東我孫子1−8−33 事務局:栗田 守敏 |