我孫子 サイエンスカフェ
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第30回 我孫子サイエンスカフェ テーマ

「原子核研究のあけぼの」

−第二次大戦中の記録− 



講師: 政池 明

京都大学名誉教授、ふくしま再生の会理事


 第二次大戦中世界中の原子核物理学者が原爆の開発研究に動員され

たが、その実態は永い間謎に包まれていた。昨年夏、大戦中の日本に

おけるウラン濃縮装置の設計図が発見され、更に原爆投下直後の広島

で放射能を観測してそれが原爆であることを確認した資料が明るみに    

出て、話題になった。そこで原子核物理学の始まりを分かりやすく説明

し、大戦前後の日本の原子力研究の歴史を辿ってみよう。

原爆開発に従事した学者たちの苦悩にも触れたい。    

加速器    

政池明先生


    <予告編> 

世界初の加速器 日本初の加速器
世界最初の加速器 日本最初の加速器
オットー・ハーンとリーゼ・マイトナー 新たに見つかった資料
ウラン235が低速中性子を吸収すると核分裂 明るみに出た資料
ウランの遠心分離法 遠心分離部品の材料
ウラン濃縮装置 遠心分離部品の材料

参考文献1:京都帝大教授の遺品から:産経フォト

参考文献2:戦中日本 京大でウラン濃縮装置:産経ニュース

参考文献3:京大、GHQの押収免れる:京都新聞

参考文献4:湯川・朝永宣言:日本パグウォッシュ会議




カフェコラム: 重力波天文学の幕開け

講師: 細谷 暁夫

東京工業大学名誉教授、我孫子サイエンスカフェ会長


 2月11日米国NSFの記者発表で、昨年の9月14日に重力波    

検出器LIGOが重力波を初観測したと発表しました。

太陽の30倍の質量を持つブラックホール同士の合体からでた

重力波です。ワシントン州ハンフォードとルイジアナ州リビング

ストンにある2つの検出器で同時に検出され、波形も鮮明です。  

アインシュタイン予測の100年後に初観測された重力波のニュース

を当カフェ会長の細谷 暁夫が簡単に紹介いたします。

(波はどこから:右図クレジット: Caltech/MIT/LIGO Lab)
マゼラン銀河の方角
 
 


    
コーヒーブレークもあります。
 
コーヒーブレークの様子
 
サイエンスカフェの様子(第27回「探査機あかつき」の例)


カフェの雰囲気で科学を語り合いましょう。

 コーヒーを片手に「科学」をもっと楽しく知り、

 自然の謎としくみに思いを巡らせてみませんか。

 質問・議論 大歓迎!

あなたの参加をお待ちしています。
宇宙の話
 


日時 2016年2月21日(日)午後1時30分より4時30分まで
会場 我孫子北近隣センター並木本館 我孫子市並木5−4−6
参加資格 どなたでも。原則として要申し込み。
会費 小中高生500円、大学生、一般 1000円 コーヒー/お茶、お菓子付
申し込み 参加申し込み (左のボタンをクリック)
電話等申込 福元(20時〜22時)
マッカーサー 理研の大型サイクロトロン
米参謀本部がマッカーサーに研究施設の差し押さえを指示 理研の円形加速器(サイクロトロン)

参考文献5:サイエンスカフェとは?:名古屋市立大学大学院



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