我孫子 サイエンスカフェ
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第51回 我孫子サイエンスカフェ:2019年9月8日(日曜)

テーマ:「大気の光化学−オゾン層破壊と光化学スモッグ−」

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講師: 市村 禎二郎
東京工業大学 名誉教授    

 オゾン層は、高度20 ~50 km付近の成層圏にある、濃度
が10 ppmにも満たない薄い層です。そのオゾンは人や植物
にとって有害な紫外線Bを吸収する性質があり、私たちを
守っている善玉といえます。
1974年にフロンがオゾン層破壊の原因物質であろうと指摘
され、1980年代になって、南極の春先の時期に成層圏のオ
ゾン濃度が急減する現象が実際に観測され、'オゾンホールV
と呼ばれるようになりました。
それ以降、研究者達が明らかにしてきた科学的知見などを
紹介します。例えば、1990年代の初めに、南極や北極の冬
の時期にフロン由来の一酸化塩素(ClO)が、オゾンホール
が観測された同じ地域に分布していることが観測されまし
た。また、「オゾンホール」は地球規模の環境問題として
国際的な議論が始まりました。1980年代半ばから国際条約
や議定書が締結され、オゾン層破壊防止に向けた国際協力
が始まりました。それらの経緯についても紹介します。

一方、対流圏の地表付近では1970年代から特に都市部で光
化学スモッグや大気汚染が問題になりました。
光化学スモッグ(オキシダントとも呼ばれる、主成分はオ
ゾン)は肺などの呼吸器に悪影響を与えると言われていま
す。対流圏の大気中には、工場や事業所などから排出され
る汚染物質や車の排気ガスとして排出される汚染物質など
を含めて、多種多様な物質があります。
都会のオキシダントは、それらの汚染物質と太陽光が関わっ
て、大気中で起こる一連の複雑な化学反応が原因となって
発生します。これらの諸現象に関して研究者達が明らかに
してきた科学的知見などを紹介します。

なお、今回の話は太陽光が関係していますので、初めに光
の性質の話をして、発光に関するデモ実験をお見せします。   
市村 禎二郎先生
  
 


喫茶店の雰囲気で科学を語り合いましょう。

 コーヒーを片手に「サイエンス」をもっと楽しく知り、

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宇宙の話
 

           
我孫子サイエンスカフェの光景 
 
サイエンスカフェの光景(素粒子で探る宇宙の謎:動画)
 
サイエンスカフェの光景(宇宙の彼方からの重力波の調べ- LIGO重力波望遠鏡 -:動画)
 
コーヒーブレークなどの光景(宇宙の暗黒物質は原始ブラックホールか?)
 
★コーヒーブレークなどの光景(光は波か粒子か、はたまた量子か)
 


日時 2019年9月8日(日)午後1時30分より4時30分まで      
会場 我孫子市「我孫子北近隣センター 並木本館」:我孫子市並木5丁目4番6号      
<お間違えの無いように!>JR我孫子駅下車、北口から徒歩約8分
参加資格 どなたでも。原則として要申し込み 
参加費 一般1000円、生徒(小学生〜高校生)300円 コーヒー、お菓子付     
家族割引:家族のお二人目から500円(例:ご夫婦で1500円)
申し込み 参加申し込み
電話等申込み TEL 0297−82−3070 福元(19時〜22時)      
E-Mail:abikoscience@ybb.ne.jp (送信時は全角の@を半角英字の@と入力して下さい)
後援 我孫子市

我孫子サイエンスカフェ − 自己紹介、はじまり、特長、カフェプラスを志して:会長 細谷暁夫

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参考 :サイエンスカフェとは?:名古屋市立大学大学院



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